早期英語教育と英語力

研究ノート代わりのブログ

小学校の英語授業は必要か?

私立小学校では長い間英語の授業が導入されていますが、公立小学校に英語授業が導入されることには、未だに賛否両論あります。英語授業が始まって数年が経ちました。小学校から英語を勉強し始めて、英語力に変化があったのでしょうか。

残念ながら英語力にほとんど変わりはありません。
それは私立小学校を見てもわかります。中学校に上がって外部生が混じり、これまで英語を勉強していいなかった子供も、なんなく追いつきます。もちろん中学に入って英語につまずく子供もいますが、小学校6年間でアルファベットも順番に書けなかったり、アルファベットを聞いて書けない子供もいます。極端な例を挙げればたくさんありますが、ここでは一般的な子供について考えます。

小学校から英語を始めると、「弊害」や「悪影響」があると言う人がいます。
私はそうは思いませんが、唯一「弊害」や「悪影響」を及ぼすとすれば、原因は教える人間とカリキュラムのせいだと思います。
その点が変更されない限り、小学校英語は可もなく不可もなく、そしてただ時間の無駄だと言える。