早期英語教育と英語力

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滝沢カレンの母語

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滝沢カレンさんは現在23歳で、日本で生まれ23年間日本に住んでいる。
初めてテレビに登場してしゃべっていたときには、また海外育ちのハーフでも出てきたのかと思っていたら、ハーフでも日本生まれの日本育ちだった。ウェンツみたいな。

ウェンツは英語が話せないことで有名だけど、彼のばあいは日本で生まれて子供の頃から芸能界で活躍してきて、日本語しかできないということは納得できる。

しかし滝沢カレンさんは英語どころか日本語もできない。

今ちょうどこの本を読んでいる。

ことばの習得―母語習得と第二言語習得―

ことばの習得―母語習得と第二言語習得―

 

第一部では母語獲得に関して書かれていて、読んでいて真っ先に思い出したのが滝沢カレンさんのことだった。
ネットで見てみると、「言語障害」だとか「演技」だとか言われている。

障害だと言及して「テレビに出すな」などとツイッター上の自由な発言をみると、日本の人権もク◯もないなと思うが、言語障害とひとことでいっても、障害をもたらす脳を調べてみないことには断定できない。
テレビで話しているのをみると、司会者の話は理解しているし、的確な答えをしている。問題は正しいことばが選択できていないだけのようだ。

では「演技」なのか?

バラエティ番組でテンポのある会話をするときに、あのことばの選択を故意的にしているのだろうか。申し訳ないがそこまで賢くはないように見える。失礼ついでに、いくら台本があってもあそこまで自然に受け答えができる器量もないように見える。

もしこれが演技でもなければ、言語習得研究の良い材料になりそうだ。すごく面白そうでもある。

しかしネット上には下世話な芸能人ゴシップを書くブログがあるようだが、滝沢カレンさんの言語障害説を持ち出す中で、彼女の生い立ちが記されていたのだが、

滝沢カレンさんの最終学歴は目黒にある中間一貫校の私立日出高校です。

中間一貫校ってなんだ?
耳からのうろ覚えなのか、単なる変換ミスなのか。日本人でも日本語難しいね。